保険薬局用電子薬歴システム PharnesV-MX
保険薬局用電子薬歴システム PharnesV-MXとは？
電子薬歴では前回処方と比較しながら今回の処方内容を見ることができるものが多くあります。
PharnesV-MXの場合は過去4回分の調剤内容を表示できます。
過去のデータだけでなく、今後来局するであろう患者さんの情報の予測も表示できます。
過去と未来両方を考慮して患者さんの服薬を指導することのできる電子薬歴です。
別途、「DrugstarLead クラウド薬歴」と連携が可能です。
この製品の特徴
監査情報や過去薬歴などを1つの画面で見ることができます。
今回分と前回分を同じ画面に表示という薬歴は多くありますが、PharnesV-MXのように過去4回分まで一気に確認できるものは珍しいです。
長期投薬になる患者さんに関しては、来局予測をつけることができます。
これにより、在庫の管理などにも役立てることができます。
豊富なデータベールの情報でより安全な指導を
通常、自分たちで適宜集めなければならない情報を配信してくれています。
一例として、厚生省の発行している添付文書の改訂に関する「使用上の注意の改訂情報」と「DSU（医薬品安全対策情報）」をまとめた情報をネット経由で取得できます。
このため、患者さんに詳しい情報を提供することができます。
また、これらの情報は簡単に薬歴に転記できます。
一般的に、自分たちで探して必要に応じて薬歴に追加しなければならない情報を、さくっとダウンロードして直ぐ薬歴に追加できるのは非常に便利ですね！
それだけでなく、OTC薬の添付文章が元から保存されており、患者さんの服用しているOTC薬の添付文章をすぐに確認することができます。
調剤をするとき集めたいデータがあらかじめ揃っているので、短時間で的確・安全な調剤管理を行うことができます。
効率的にペーパーレス化する機能が充実
スキャン機能により、処方箋や保険証、初回質問表、検査結果報告書など、ばらばらになりやすい書類を簡単に電子化できます。
これらを患者情報登録画面で一元管理できるので、薬歴を電子化したことで他の資料の取り扱いがやりにくくなるという事態を防げます。
難しい薬の在庫管理を手助け
PharnesV-MXには来局予定の患者さんを抽出し、薬剤の使用量を算出する薬剤量予測機能が搭載されています。
薬剤の在庫の調整は、経験をつんでいてもなかなか難しいものです。
必要な場合きちんと来てくれる患者さんばかりではありませんので、こうした目安になるものがあるとありがたいですね。
サポート体制
日々の業務によって更新されていくファイルのバックアップサポートがあります。
個別のバックアップだけでなく、月に1回はOSも含めた丸ごとのバックアップが行われます。
機械の故障や災害などによってデータが見られなくなってしまっても、バックアップデータから復旧することができるので、万が一のときでも業務を再開できます。
また、メンテナンスやアフターケアなども、もちろん受けることができます。
緊急の対応が必要な場合などに関しては、遠隔地からのメンテナンスサービスもあり、急な不調でもお任せできるので安心です。
オススメポイントまとめ
さまざまな機能があり、ただ薬歴を書くだけではなく、調剤薬局業務全般をサポートしてくれる電子薬歴です。
今まで薬剤師さんがおのおのネットから探していた情報をデータベースにまとめてくれているので、調査の手間が省けます。
あらかじめデータベースに登録されているデータに関しては、薬歴に簡単に転記できるので、入力の手間もかからず非常に効率化できます。
添付文章などもペーパーレス化しやすい機能があり、薬歴を電子化するとそのほかの文章の保管に困ると悩まれていた薬局さんに特にオススメです。